翔ぶが如く

1~10 (文春文庫)司馬遼太郎★★★★★★★★☆☆8/10
長かった。
脇役まで書きすぎだろう、5冊ぐらいにまとめてほしいとは思った(^^ゞ
でも面白いね。
明治初期~10年の西南戦争まで。
知識が全然なかったので、勉強になりました。

士農工商を破壊することは、教科書上は簡単に進んだ印象があったけど、そんな簡単なわけがないんだよな。
既得権を奪うことは恐ろしく難しいことなのだ。
刀を持ち歩いたらダメって法律を作ったら、負けるとわかってる戦をしかけ、いうなれば自殺する。
今の人が考えれば、何で? ですが、時代の空気ってもんなんだろう。

西郷隆盛は結局何をしたかったのか。
人徳カリスマが高い人で、西南戦争までは流されてるだけにもみれる。

薩摩士族は戦って死にたい。現在人には理解にくい心情だけど、幼少のころからずっとそういう教育をうけてきた。キレイに死にたい、それが生きる目的にすらなってる。
西郷隆盛はその死の場所をつくってあげたのかもしれない。
死に場所を見つけるために戦争になり、キレイに死んでいく。
イヤそれは美しいだろう。
思うのは相手はそれ以上に死んでる、徴兵でとられた、特に思想があるわけでもない人々。

この後~第二次世界大戦までこの恐るべき時代は続くわけだね。
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by lafin1992 | 2009-10-25 11:11 | 読書


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